勉強法

英語・資格の勉強法、学校での勉強法、
野口悠紀雄氏の超勉強法などについて。


超勉強法

野口悠紀雄氏は、出版物やウェブサイトなどで、勉強法に関する独自の主張(「超」勉強法)を展開されています。
野口氏のウェブサイト「野口悠紀雄Online」(http://www.noguchi.co.jp/)で、無料で読める内容だけでも、かなり興味深い事柄が書かれています。
例えば、下記のような内容です。

・自分が面白いと思うことを勉強する。もしくは、勉強の方法を工夫して(学習内容を、実際の仕事などとできるだけ関連させるなど)、勉強自体を面白いものにする。
・例えば(一般的にイメージする)基礎から積み重ねるような、部分から積み上げるやり方ではなく、まず学習内容を全体から理解し、必要な内容を最短距離でマスターできるよう、見通しを立てるようにする。(パラシュート勉強法)
・内容の8割をマスターしたら、大体の場合には事足りるので、次の内容に進むようにする。 (8割原則)
・学習内容の中で、特に重要なのは2割の部分(パレート法則)であり、その部分を見つけ出し、集中して学ぶことができるようにする。

勉強法は、もちろん人それぞれに合った方法があり、ある方法を絶対視するのは、学習効率を高めるうえで問題があると思いますが、野口氏が提唱する勉強法は(私も、野口氏の意見に賛同しかねる部分もありますが)、好き嫌いは置いておいて、一見の価値はあるように感じられます。

参考:
ビジネスマンのための戦略的「超」勉強法
(「野口悠紀雄Online」(http://www.noguchi.co.jp/)内ページ)
 http://www.noguchi.co.jp/supra/study.html


学校の勉強法

個人的な経験では、基本的に学校の勉強については、学校で採用している教科書や問題集などが、最もわかりやすくて優れていたと記憶しています。
そのため本来、まず学校で使っている教科書や問題集を徹底的にやり込む(学校で学ぶ内容を徹底してマスターする)ことで、一般的に必要とされる学問的な知識・能力の基礎は、十分に身に付くように思います。
ただし、学校では扱わないような、奇をてらった入試問題を出題するような私立の学校を志望する場合は、学校のテキストだけでは不十分なことが多く、その場合は専用の対策(問題の出題傾向を掴み、それに慣れるなど)を立てる必要があります。

また、例えば大学について言えば、大学入試で要求される能力(パターンを数多く覚え、それを出題された問題に応じて当てはめていく能力)と、大学での学習で要求される事柄(問題の解法パターンを暗記するのではなく、各種の定理・法則が何を表しているのか、感覚的に「掴んで」、状況に応じて応用する能力)は、重なる部分も当然多いですが、ギャップもかなり大きいように感じます。
そのため大学では(仕事でもそうかもしれませんが)、学習する内容自体に強い興味を持ち、自分が疑問に思ったことは自分自身で徹底して調べ、学んでいくことが、大学の環境を最大限に活用し、自分の能力を伸ばすことにつながると思われます。


英語の勉強法

一口に英語といっても、1つの分け方として、リーディング(読み)・ライティング(書き)・リスニング(聞き取り)・スピーキング(話す)と、4つの領域に分けられます。
そのため、英語を勉強するといったとき、あらかじめ自分の目的を吟味して「自分にとって英語のどの能力が必要なのか」を判断し、勉強法を決める必要があるように思われます。
例えば、私(当サイト管理人)が受験生だった頃(1990年代半ば)には、センター試験や2次試験の英語では、会話力は全く要求されませんでした。
なので、英語の勉強といえば、ひたすら英文を読み、問題を解く(もちろん、単語力や文法の理解がその基礎として必要です)ことが、試験対策として重要な勉強法であり、またそれだけで試験を乗り切ることができていました。
(それは当然、目的にあった勉強法を行っていたからですが。)
しかし、この勉強法で、例えばトーイックで優れた結果を出せるかというと、リスニングの訓練を全くといっていいほどしていないわけですから、当然無理でしょう。
また、日常会話がほぼ不自由なくできることが目的なら、また違った方向付けの勉強が必要となるように思います。
英語を勉強するには、「英語を勉強する」と単純な一言で済ませるのではなく、その目的と内容(そしてどの程度のレベルまで身に付ければよいか)をよく吟味することが、効果的な勉強法を行ううえで、まず大事なことのように思われます。

おすすめの勉強法

個人的におすすめの勉強法としては、「まず1冊のテキストを徹底して身に付ける」ということです。
もちろん、例えば資格試験で科目が複数ある場合は、1冊ではなく各科目ごとにテキストが必要になりますが。
ともかく、最初から複数のテキストに手をつけると、自分の能力と時間は限られているため、中途半端な取り組みになってしまうように思われます。
どんなテキストでも、自分の知らないことが書いてある限りは、やる価値はあるでしょう。
また、とにかく1冊分のテキストに入っている知識・情報がかなり身についていれば、そのテキストで物足りなかった場合も、他のテキストを選ぶ判断基準が、自分自身の中で作られるように思います。
内容を感覚的に掴み取れるまで、1冊のテキストをやりこむことは、私の経験的には非常に大切な勉強法です。

資格を取るための勉強法

資格を取るための勉強法としては、まず取りたい資格の試験が、出題傾向がどのようなものであり、それに対応するための能力を身に付けるためにはどのテキストを学べばよいか、情報収集することが必要なように思います。
例えば、その試験を合格した経験者から話を聞いたり、アドバイスを受けることが考えられます。

また、自分の身近にそのような人がいない場合は、資格試験合格を目的とした学校に通う方法や、通信教育に申し込む方法もあります。
私は昔、ある資格を取るために通信教育に申し込んだことがありますが、さすがにテキストや問題集の内容は、試験合格を目的としてよくまとめられており、自分自身としても学習の励みになった記憶があります。
(何とか、その資格試験には合格できた。)

ただ通信教育にしろ、自分でテキストを選んで学習するにしろ、日常生活の中で学習時間を作り出すといった、自分で自分をコントロールすることが非常に重要になります。
その点では、自分だけで勉強するのでなく、資格取得専門の学校に通って学ぶことは、外側から時間的に拘束されるため、努力を継続しやすい勉強法、とも言えるかもしれません。



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